最終更新日 2025/08/13
「おしゃれな人って、どうしてあんなに服が多そうなのに、お金がないって言わないんだろう?」
ふと、そう思ったことはありませんか。
朝、クローゼットの前で「今日も同じ服ばかり…」とため息をつく自分。
休日はカフェで友達と会うたび、相手の服がなんだか新鮮に見えてしまう。
それなのに、自分は職場と休日で服を分けているせいで、いつも出費がかさんでしまう。
わかります。
私も以前、まったく同じ状況でした。
「職場用」と「遊び用」を別に用意しないといけないと思い込み、結局どちらも中途半端になっていたんです。
でも、あなたの感覚は正しい部分もあります。
確かに、TPOを守ることは大事です。
ただ、その中で“両立できる服”があることを知ると、お金も時間も一気に節約できるんですよ。
この記事では、オンでもオフでもしっくりくる“大人女性カジュアル”を提案します。
しかも、小物や服のサブスクを使えば、さらに飽きずに楽しめます。
なぜお金がないのにおしゃれな人は存在するのか

服の量より「使い回し力」が勝負
「おしゃれ=服の数」と思っていませんか?
でも実際は、同じアイテムをどうアレンジするかが鍵です。
SNSで人気の人ほど、意外と着回し上手。
1つのパンツを3パターン以上に変化させ、“毎日違う印象”を作っています。
ここで大事なのは、「数より組み合わせ」。
少数精鋭のワードローブは、管理も楽になり、ムダな出費も減らせます。
オンとオフを分けないことが節約の第一歩
「職場にはきちんと感、休日はリラックス感」。
この2つを同じ服で叶えるのはムリ、と思っていませんか?
実は、色と素材と形を押さえれば、両方いけます。
職場ではジャケットとパンプス、休日はスニーカーとカゴバッグ。
同じ服でも、小物次第で表情がガラッと変わります。
こうすれば、2パターン分の服を揃える必要がなくなり、服代は自然に半分近くまで減らせます。
オン・オフ兼用で選ぶ“大人女性カジュアル”の条件
色選び:職場も休日もOKなベーシックカラー
黒・ネイビー・ベージュ・グレーなど、落ち着いた色は強い味方です。
派手すぎず、でも小物で華やかにできる。
“地味”ではなく“上品”に見える色をベースに選びましょう。
素材選び:シワにならず上品見えする生地
ポリエステル混やレーヨン混のように、ハリと落ち感のある素材は、職場ではきちんと、休日は軽やかに見せられます。
シワが少ないと、手入れも楽でコストも抑えられます。
形選び:きれいめシルエット+動きやすさ
タイトすぎず、ゆるすぎないシルエット。
テーパードパンツやIラインワンピースなど、体型をきれいに見せつつ、動きやすさも確保できる形が理想です。
ここまで読んでいただいた時点で、「確かに、この条件なら職場も休日も使えそう」と思っていただけたはずです。次のパートでは、この条件をもとに1週間着回せるコーデ実例と、そこに小物と服サブスクをどう絡めるかを紹介していきます。
実例|1週間着回せるオン・オフ兼用コーデ
「職場と休日、同じ服では飽きるのでは?」
そう思う方もいるかもしれません。しかし実際にデータを見ると、着回しの工夫を取り入れた人は、服の購入回数を年間で約40%減らせるという調査結果があります。
平日→休日に切り替えるアレンジ例
- 月曜:ネイビーブラウス+テーパードパンツ+ローファー
- 火曜:同じブラウス+カーディガン+パンプス
- 土曜:ブラウス+デニム+スニーカー
- 日曜:パンツ+Tシャツ+カゴバッグ
同じ2〜3着でも、小物と靴の変更だけで印象が変わります。これなら「職場用」と「休日用」を分ける必要はありません。
3着×小物で7日間コーデを作る方法
- 上品なトップスを2着(色違い)
- きれいめパンツを1着
- 季節に合う羽織りを1着
- 靴は仕事用と休日用で2足
- バッグはトートとショルダーを1つずつ
この組み合わせだけで、7通り以上のコーデが可能です。しかも合計予算は1万円前後に収められます。
小物で“仕事⇔遊び”を瞬間スイッチ
靴の使い分け(ローファー⇔スニーカー)
同じパンツでも、靴を替えるだけで印象は一変します。職場ではレザー調のローファー、休日は白スニーカー、これだけで十分です。
バッグで印象を変える(トート⇔ショルダー)
仕事用のA4トートを休日に使うと堅苦しく見えます。小ぶりのショルダーに変えると、一気に軽やかになります。
アクセサリー・スカーフでプラス1の華やかさ
「派手すぎないけど地味すぎない」。職場OKな華奢ネックレス、休日は色柄スカーフで変化をつけると、同じ服でも新鮮に見えます。
服のサブスクで“オン・オフ兼用コーデ”をプロに作ってもらう

「同じ服を着回せるのはわかったけど、選ぶのが面倒…」そんな方にこそ試してほしいのが服のサブスクです。
自分の好みに合わせてプロが選んでくれる
事前に「オン・オフ兼用で使える服を希望」と伝えれば、プロのスタイリストがその条件でコーデを組んでくれます。これは、自分で何時間もショップを回る時間と労力を節約できます。
マンネリ打破!自分では選ばない服が届く
人はつい同じ色や形ばかり選びがち。しかしサブスクなら、普段の自分では選ばないデザインや色が届き、ワードローブが新鮮になります。
古臭くならない&清潔感キープ(クリーニング込み)
サブスクの服はメンテナンス済みで届くため、清潔感は常に保たれます。さらに流行を取り入れたアイテムが定期的に入るため、「なんだか古い」という印象を避けられます。
おすすめの服サブスクサービス比較
AnotherADdress
(ブラン例)
スタンダードブラン(人気No.1プラン)
月額12,430円(税込み)
毎月3着レンタル
airCloset
(ブラン例)
レギュラープラン
月額10,980円(税込み)
毎月3着レンタル (納得いくまで交換し放題)
MECHAKARI
(ブラン例)
ベーシックプラン(一番人気!)
月額6,578円(税込み)
レンタル枠数3着
比較すると、「オン・オフ兼用で長く使える服」を狙うならairClosetが最もバランスが良いでしょう。
服を長く使うためのメンテナンス術
シワ取り・型崩れ防止の保管法
- ハンガーは肩幅に合ったものを使用
- 1アイテムごとに間隔を空ける
- シーズンオフは不織布カバーで保護
プチプラ服を高見えさせる洗濯テク
- ネットに入れて弱水流
- 柔軟剤よりスチームアイロンで仕上げ
- 黒・濃色は裏返しで洗う
修理・リメイクでさらに延命
- 裾直しやボタン交換で“新品感”を取り戻す
- 色あせた服は染め直しも選択肢
まとめ:少ない服でも“ちゃんとしてる”大人女性に

「仕事服と休日服を分ける必要はない」。
この考え方は、節約のためだけでなく、あなたの時間・収納・選択の負担を軽くします。
小物とサブスクを組み合わせれば、
- 出費を抑える
- 毎日のコーデ時間を減らす
- いつも新鮮な印象を保つ
これらがすべて叶います。
つまり、あなたがずっと求めていたのは、「たくさん服を持つこと」ではなく、少ない服でも自信を持って過ごせる仕組みだったのではないでしょうか。